ブログ上の討論について

ブロガーに意見して考えが変えられるなんて思ったら大間違い
 日常でもなかなか相手の考えを変えさせるのが難しいわけですから、ネットでも難しいに決まってますよね。
この記事の通り、相手の意見を改めさせる事は非常に難しい事ですが、討論する事自体は無意味ではないと思います。そもそも討論とは、相手を言い負かしたり、考えを改めさせる事だけが目的ではありません。その討論を聞いた第三者の人間の考えを変えさせる事も目的の1つです。日本や外国で、政治家が討論番組に出演するのは、自らの政策や考えを披露しながら相手の意見の弱点を突くことで、視聴者の支持を集めるためです。相手を参ったと言わせなくとも、ギャラリーの支持を集めれば勝ちです。ですから、ブログ上で行われる討論も決して無意味ではありません。その討論をきっかけに、読者の考えを変えることもできます。
 

 私の行きつけのサイトの1つ「週刊オブイェクト」というブログは、軍事関連の話題を扱うところです。管理人は豊富な軍事知識を下に、時々誤った軍事知識から軍事問題の意見を述べている人と討論を何度も行い、その知識や分析、意見の誤りを指摘しています。多くの場合、相手は自らの考えや知識が正しいと固執し、議論は平行線のままなのですが、サイトを訪れる人の多くに、正しい知識やより良い意見を広める事ができていると思われます。
 

 相手の考えを変えさせるのが困難だからと言って、議論を行う事を避けてしまっていては、ブログをする意味が無いような気がするのですがいかがでしょうか。